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I'll protect you.

第20章 高校生


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「なんだそれ!?

都会って怖いな…」



今日の涼太との話を俺の家に来ていたコウとカナに話した



「でも、写真撮りたくなる気持ちもわからなくもないかも…」



カナの言葉に反応してコウが騒ぎ出す




「カナ盗撮の趣味あんの!?」




「ちげーよ!

そんな悪趣味なことはしてないけどさ

シンが電車に乗ってたら女共はメロメロだろ…」



そう言ってニヒッと可愛く笑って見せるカナに思いきり拳骨を食らわしてやった



「いってぇぇぇ!!!」



頭を抱えて倒れ込むカナの姿を見て、コウは喜んでいた



「そんなことより…

ユウのこと誰か知ってる奴いた?」



俺の質問にカナとコウは首を横に振った



いろんな地方からやってくる人が多いこの高校に通えばなにか情報が掴めると思っていたのに…



いまだに手がかりはない



「他校と仲良い奴に聞いてみるか…」




そして、明日は土曜日だからと二人はそのまま俺の家に泊まった





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