
1日30時間欲しい(切実)
第4章 1/6
俺がコンビニ行ってる間に
何が起こったんだ
なんで太一が家に居て、
瞬兄と仲良く喋ってんの?
なんで2人とも
テンション高いの?
なんで俺の周りは変人率
高めなの?
「えっと…これはどーゆーこと?」
太一「遙おかえりー!
いやぁ、近く通ったから
会いたいなーと思って!
したら、瞬さんが優しく招き入れて
くれてさ、意気投合♪」
瞬「はるの友達面白いねー♪
気に入った!」
「類は友を呼ぶんだったな…
(2人ともバカだからな…)」
太一「文化祭のときの遙の
セーラー服のコスプレ姿についてで
盛り上がったよー!」
「まさかだとは思うけど、
写真見せてないだろうな?ニコ」
太一「見せたよ」
瞬「見たよ」
「嘘だろ、え。
ぬぁぁあ!←」
撮られた写真は全部消させたはず
だったのに!
太一のやつ…( ˆωˆ )怒
瞬「コスプレ喫茶を提案した子に
お礼を言いたいね!
もー、可愛い、鼻血寸前」
太一「遙、色白だし脚細いから
似合ってたよねーw
めっちゃお客さんに写真要求
されてたし!」
あー、なんなのこいつら。
最強タッグだよね、
ウザさ倍増だよね。
「太一、今すぐ帰れ!
そして次会ったとき分かってるよな?
瞬兄は今後一切、この内容に
触れるな、喋るな、ニヤつくな!!」
太一「げっ…わかった、帰る…」
瞬「すいません、ニヤニヤが止まりません」
「じゃ、殴ってやろーか?ニコ」
瞬「そーゆープレイにはまだ
目覚めてないです!」
「いや、目覚められたら困るわ!!」
ほんとに、あの文化祭は
人生の汚点と言っても過言ではないよ。
めっちゃ恥ずかしかったもん(´・_・`)
