残業・メモ子
第34章 受信
「よ〜っし!決まった!
黒沢さんは?」
綺麗顔が!ズイッと私をみる!!!
はぁ〜…性格がよければ…いいんだけどなぁ…
『…はい…決まりました。』
藤原は、呼び出しベルを押すと…テーブルに肘をつき…私を見る…
『…なっ…何ですか?「ご注文伺います!」
石割が…割って入った!
「…え〜っと、ミラノ風パスタとサラダ!にドリンクバー付けて!
君は?」
「君!?――――」
石割が、藤原を見てビクッとした!!!
それに気がついたのか…藤原は、フフンっと石割に笑っていた!
『!!!私は、野菜スープで!』
私は、藤原を睨む!!!“君”って言われる筋合いがないからだ!!!
「…かしこまりました!
少々お待ちください……」
石割…絶対…勘違いした……
も〜…違う店に行けばよかった…
って言っても…後…コンビニしか行かないし…
チラッと藤原を見ると……クククっと笑っていた
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