
紫響繚乱
第879章 再会
だから
相方さんも、今は俯いて沈んでる毎日みたいだけど
目標を定めたのなら
上を向いて頑張って欲しいなって思うんだ。
今はまだ、現実を受け止めようとする心と、
なんで…
っていう想いの葛藤で、心を伏せてしまってるみたいだけど…。
だけど、それはもうどうしても、どうやってもひっくり返す事のない事実で、現実で。
だからね
もう少し、時間が経って心が落ち着いてきたら
伏せいで下ばかり見ないで、上を向いて欲しいって思う。
下を向いてたら、全ての運気も下がっちゃう。
上を向いてたら、全ての運気も自然と上昇する。
上を向いて、目標を見上げながら達成してほしい。
そう、ちゃんと目を見て言ってあげれれば良かったんだけど、今はまだその時期じゃないかなって思ったから…。
だから、どこかで今の自身の状況のスイッチの入れ方を代える時が来たら
必ず、その時が来ると思うから
その時、上を向いて胸張って目標に進んでくれたらいいな
って思う。
下を向いてる相方さんは似合わないから…。
相方さんが沈んでる時
ぎゅっとしてあげようかと思う気持ちはあったんだけど
それが望まれてるのかどうか分からなくて
ただただ、隣りで座ってる事しか出来なくて。
あの時
ぎゅってしてあげれば良かった。
少しの間だけでも、包んであげれば良かった。
今、1番の後悔は、これかな。
だから
再会した時
これでもかってくらい、ギュッとしようと思ってるんだ。
もういいよ?!
って言われても、しつこいくらい、ギュッってしようと思う。
思うっていうか
する。(笑)
