紫響繚乱
第879章 再会
何度か色々な話しを重ねて
相方さんの言葉も聞いたりして。
自分の気持ちも伝えてるうちに、思ったんだよね
あぁ、こりゃダメだ
って。
相方さんの性格を理解してるからこそ
これは、もう私に残された選択肢は
別れるって事に承認するしかないんだな
って。
相方さん、自分の考えは真っ直ぐ通す人だから。
頑固者。
こーと決めたら、それをあまり曲げない人。
だから、今やってるのは、話し合いじゃなくて
私の、承認待ち
なんだなって。
そう、悟ってから、諦めモードに入ったんだぁ。
だって、もう何を言ってもダメだから。
だから
私が、わかったって言ってあげれば良いんだな
って、悟った。
ただ
その勇気が……出なかった。
その勇気を頑張って探してみたけど
見つけるまでに、時間が掛かってしまった…
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える