紫響繚乱
第730章 6月 24日
何か、中学って思春期真っ只中だしさ
何か、悪ぶりたいっていうの?(笑)
今思えば、所詮は子供だからさ
くっだらないんだけど、それがその当時はカッコいいとか思っててさ。
みんな周りはさ
それこそ、ヤンキーな男性に憧れててさ。
先輩でも目立つ人に惚れてたりしてて。
仲良くなって遊んだりしてたんだけど
紫響
ヤンキーは大嫌いでさ(笑)
その当時から、紫響が好きになる人って
眼鏡で、教室の端っこのほうで静かに本読んでる人
だったなぁ…。
学ランだったんだけど
詰襟もきっちり止めてるような人(笑)
昔からきっと変わってないんだろうけど
自分と対照的な人
を、好きになる傾向があるみたい。
その方が、知らない世界を沢山見せてくれるような
そんな感じを昔から思ってるんだよね。
そんな感じ、ない??
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える