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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~


 くっ、とカラダを起こしチュッと凛音は唇にキスをしてきた。

 否定の仕方間違ってないか?

「つまりはお前は俺にそういうことをしたということか」

「へへ、だってお兄ちゃん、寝てるときしか隙ないんだもん」

 やはりコイツは天使じゃなくて小悪魔だ。

「ハァ……まあ、今更済んだことをとやかく言うつもりはないが……」

「お兄ちゃんも、今度から寝込みを襲うように!」

 反省してないな……コイツは。

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