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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~

第2章 SideⅡ(沙絢(さあや))~デートの約束~

 男はまるで我が事のように腹立たしげに言う。それが沙絢は何故かとても嬉しくて。
 自然に笑顔になった。その笑顔を男は何故か太陽でも見上げるかのようなまざしで見ている。

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