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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~

第3章 SideⅢ(沙絢)~Merry go round~

N駅前で二度声をかけられたときには一度目はキャバクラ、二度目はAV女優かヌードモデルの仕事。そのときは本気で落ち込んじゃった。高校も行かないで昼間からふらふらしてるようだから、ろくな働き口がないのかなって」
 ふいに男が怖い顔で言った。
「それで、まさか、お前―。そんなことをやったのか?」
 沙絢は苦笑した。

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