無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

触れるだけだったキスも
だんだん激しくなってくる


２人並んで横になっていたが、首に回された腕でグイッと上に身体ごと向けられ
アキラがその上に覆い被さる


しばらく熱い視線を絡めながらじっと見つめ合う


そしてまた吸い寄せられるようにキスをする


手はアキラの大きな背中に回して服をギュッと掴む
アキラも由梨の頭の横に肘をつきながら
右手は由梨の頬に添えてそれを受け入れる


頬に添えられていた手が顎にかかり
親指で口を少し開けさせられ、そこからアキラの舌が侵入してくる


『ん…』


「…由梨…」


切なげに名前を呼ぶアキラに、心も身体も震える

『ふ…あ…きら…っ』


甘い吐息を洩らしながら由梨もアキラを呼ぶ


それに応えるかの様にキスはもっと深くなる


息苦しさに頭がだんだんボーッとしてくるのが
由梨は心地良くて好きだった



好き…アキラ…大好き…