陽だまりの仮面 -嘘-
第15章 流れる心 2
本気でコイツが何を言ってるのか分からず、困惑したような、何とも言えない表情についなってしまってるであろうあたしに橘は
「本気で分かんね~の?」
ムカッ腹倍増させるほどのニヤニヤ顔と、あたしを試すかのような言い方。
「それとも、分かってないっていう
フリ?」
「はっ?!」
ニヤニヤした顔を止めないまま、淡々と投げてるくる言葉に
思わず寄ってしまう、眉間に皺。
「あれ?図星だった?」
そんな、あたしの感情の変化を見逃さなかった橘は楽しそうにツッコんで来たけれど
「……さっきから何が言いたいわけ?」
あたしは、マジでぜんっぜん楽しくなんかない。
そんなあたしの感情を他所に、橘は口元を押さえ、プッと一笑い。
「やっぱ図星だったんだ?」
「は?」
クソ生意気な橘の態度にカァっと血圧が一気に急上昇するけれど
それと同時に
橘が言わんとする“言葉の意味”が何となく、アバウトだけれど予想が出来て
ざわざわと、胸騒ぎ。
イライラと胸騒ぎと
あたしの心は激しく波打つけど、それを悟られまいと必死に表情を取り繕う。
けれど
「何で、そんなに頑張ってんの?
“演技”」
「ッ……!!」
――――バレてる?!
橘の言葉の意味の予想、的中。
「本気で分かんね~の?」
ムカッ腹倍増させるほどのニヤニヤ顔と、あたしを試すかのような言い方。
「それとも、分かってないっていう
フリ?」
「はっ?!」
ニヤニヤした顔を止めないまま、淡々と投げてるくる言葉に
思わず寄ってしまう、眉間に皺。
「あれ?図星だった?」
そんな、あたしの感情の変化を見逃さなかった橘は楽しそうにツッコんで来たけれど
「……さっきから何が言いたいわけ?」
あたしは、マジでぜんっぜん楽しくなんかない。
そんなあたしの感情を他所に、橘は口元を押さえ、プッと一笑い。
「やっぱ図星だったんだ?」
「は?」
クソ生意気な橘の態度にカァっと血圧が一気に急上昇するけれど
それと同時に
橘が言わんとする“言葉の意味”が何となく、アバウトだけれど予想が出来て
ざわざわと、胸騒ぎ。
イライラと胸騒ぎと
あたしの心は激しく波打つけど、それを悟られまいと必死に表情を取り繕う。
けれど
「何で、そんなに頑張ってんの?
“演技”」
「ッ……!!」
――――バレてる?!
橘の言葉の意味の予想、的中。
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