
痛彼
第9章 ハプニング!!
「さっきも言いましたけど、葵さん来て平気なんすか?」
さっき流したでしょ!
「確かに!
俺が会いたくて堪らないから来てもらうけど、
こんな害悪の山…害悪しか居ない所に葵が来たら…
想像するだけで吐き気がする。」
「そこじゃないっすよ!!
あの勘違い女とかの嫉妬で葵さんに危険がおよぶかもしれないっすよ!?」
ああ…
姫野ずっと観察してたら、俺の思考が先輩に近づいてる・・・(涙)
「それも危険だ!!!
受付の前で俺待ってる!!!お前も、ボディーガードがてら来い!」
「・・・分かりました。」
俺と先輩は一緒に部室をでた。
ピコン!ピコン!
あっ!!
俺の姫野センサーが反応している!
「ボソ…先輩、姫野に何か仕事任せて」
「姫野君。例の資料今日中にまとめといて。」
「はい!!」
あー
あれは、
「部長が私に…もう!部長の愛は分かりやすいな♪」って思ってるよ絶対。
