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隼人は続ける



｢怪我した人を一人で帰らせて自分は楽しくバスケですか!?

先輩しっかりして下さいよ！｣

｢でもあそこで逆らうような事をしたらヤバイと思って！

……だから、バスケに付き合った｣

｢…先輩の事ですからバスケして楽しいと思ったと思いますけど、

あいつは何を考えてんのか分かんない奴なんですよ！


…ここまで言っても慎は悪い奴じゃないと思いますか!?｣

















隼人の言う通りだった


俺はバスケをして、怪我した後輩の事なんて忘れていた


俺、最低だ







｢………ごめん

俺の考えが、おかしかった…｣