
男気花飾り。
第23章 桜色ニットで春を待つ!
「…寺――――…」
寺を見ると…「!?」と…何かを感じ取ってくれた…
ヤバイ……たぶん…フェロモン…出てる…
すると……フッ――――っと…
俺の頬に……手が添えられた…
「!?え/////」
その手は…真さんの…
「////先……生?」
長くて…細い指が……頬に…優しく触れる…
「この…甘い…香りは……フレグランス?
それとも……」
ハッと…背筋が凍る…
「…寺長根先生!セクハラで訴えられますよ!?」
っと!寺が俺を自分の背中に隠した!!!
「てっ寺!!!」
まだ……フェロモン週間だ!!!
危ない!
「あっ…アハハハ…不思議な、フレグランスだから!気になった…ごめんね?雅さん」
真さんは…ハハハハと笑い…黒縁眼鏡をクイッと…行き場をなくした指が直す…
