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「はぁ〜…困ったなぁ〜…」



母は、締切日が迫ってきているにもかかわらず――――――…



一ページも書けてないらしい…




母の顔つきが―――――…



怖い……かも…




そして――――…嫌な予感が…







「―――羚くん……「嫌だ！」





「いや…まだ…何も言ってないから〜〜〜〜〜…」




俺は母から距離を取る…



「いや―――…その“羚くん”の後に来るのは…ろくなことではない！！」




母は、ヤレヤレ…って顔をする…




「いや…レンタル店に行って欲しいなぁ〜って…思って…」



はぁ？…レンタル？



「なんじゃそりゃ…レンタル店ぐらい行ってやるよ…」




母は、パッと明るい顔を見せた！！




「じゃぁ！！

“俺たちがぬるぬるで絡み合う訳”

って言うゲイアダルト借りてきて！！」



「！！無理だろ！！

基本あそこは、18歳未満立ち入り禁止だ！！


つ〜か！！思春期の息子に何をさせるつもりだ！！


も〜！怖え〜よ！！」





「羚くんなら行ける！

ＧＯ！！ミッション！！」



「行けるか！！」






頼むよ…母さん――――…





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