
母を観察??
第68章 母…出かける?
次の朝――――――…
「ぅわ…クマ…すげぇ…」
食卓に…目の下クマをバッチリ作った母が…
父の味噌汁を飲んでいた――…
うん……
絵に描いたような…ダメ作家だ…
「おはよう…羚も食べろ!父さん仕事に行くから」
「――――…ご機嫌ですな」
「いや…だから…
観てないから――――…」
父よ…照れるなよ…
『な〜に?パパと羚君…朝から仲良しだなぁ…
巨乳か?猫耳か?』
「「確信犯か!」」
あっ…珍しく父とハモりました!
母よ…わざとだな…
『さて、バカな親子は放っといて!
お母さんは、仕事に出掛けます!』
母は、ご飯と味噌汁を口に流し込むと…
麦茶を飲み!シャワーを浴びにリビングを出ていった!
父は、はぁ〜っとため息をつき…
食器を片付ける…
「父さん…観ないなら…
貸して?」
「やめとけ……
子供には、まだ早い――…
あの巨乳は…化け物だ…」
観てんじゃねーかよ
