
母を観察??
第62章 母…羨ましがる?
『お母さんも…撮影見た―「ダメです」
母のワガママを一喝する…鈴木ちゃん
『う゛―――――『ダメです』
今月は、月刊連載の他に…夏ベストの別冊にも鬼畜系を頼まれている母…
遊んでいる暇はないのである――――
「つーか…鈴木ちゃん…会社とか…家とか…帰ってないよね…?」
ここ最近…泊まり込みの鈴木ちゃん…
『…気にしないでください。
私の事は、ゴキブリだと思ってかまいませんから』
――――――――…嫌だ
『―――――…羚くん…楽しんで来てね…』
うわ〜…何だか…気の毒…
「サインもらって来てやろうか?」
『いや…逆で――――…』
逆?
『あげる小説全部に…サインしま―――――す!』
「…え゛?処分しにくいじゃん!」
『処分される前提ですか!』
でしょ?後々困るじゃん…
