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貴方の知らない場所で

第10章 会社…



……私は…


アパートを出た――――…




行き先は―――――…





駆の…家……




トボトボと歩き……



通勤する人とは真逆に向かう…



メイクは涙で醜くく取れ…


髪の艶は失われ…ボサボサ…




そんな…女には…朝の忙しい時間帯…



誰も気に止めなかった…



何人か…目が合ったが…




プイッと――――反らす…






助ける側にも…
選ぶ権利はある――――――…




こんな…訳ありの女……


助けたら……
厄介に巻き込まれる…





朝から………貧乏くじを引く人はいない…




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