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帰り道…

『…君には下心なんてないの？』

…
別にそんなこと聞かなくても良かったのに。

そんなこと聞いたら、絶対に変な風に思われるだろ…

何で、そんなことを聞いてるのか、自分でも良くわからなかったけど…

『は？
下心…ですか…？』

後輩はちょっと困ってた。

苦笑いして。

…
『今日、一緒に居て、そういう気持ちになったりしないのかなぁって思って…
　ごめんね、変なこと聞いて…』

こんなこと言ったら、ますます困るかな…？

…
『ありますよ。下心(笑)』

後輩は笑いながら答えた。