ちょっとえっちな短篇集
第5章 ひねもすのたり
ここにはデパートも何もないけど東京にはないものがたくさんあって、
私はじんめごはんの味を思い出す
塩がきいて、はばの風味がするじんめご飯。
茶色く染まって特徴のある食感は嫌いじゃないって言うか好き。
面倒だから大人はぜんぜん採らなくてめったに食べられないから余計に。
「たかし、ドライバーは?」
「もっとる!2本!」
「袋と浮き輪は?」
「浮き輪忘れた!」
浮き輪は私が持っていこう。あとは特にないかな。
「分かった、着替えるから先行ってててっちゃんちの下?」
「いや、てっちゃんとこやのうてラジオ体操の橋んとこや、前行ったときぎょうさんおったで、
がっしゃーおるでとらなあかん思て忘れとったわ」
私はじんめごはんの味を思い出す
塩がきいて、はばの風味がするじんめご飯。
茶色く染まって特徴のある食感は嫌いじゃないって言うか好き。
面倒だから大人はぜんぜん採らなくてめったに食べられないから余計に。
「たかし、ドライバーは?」
「もっとる!2本!」
「袋と浮き輪は?」
「浮き輪忘れた!」
浮き輪は私が持っていこう。あとは特にないかな。
「分かった、着替えるから先行ってててっちゃんちの下?」
「いや、てっちゃんとこやのうてラジオ体操の橋んとこや、前行ったときぎょうさんおったで、
がっしゃーおるでとらなあかん思て忘れとったわ」
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