ちょっとえっちな短篇集
第6章 第2校舎1階男子トイレ
「あ…その…あ…」
何か言いかけて、
やっぱりやめて、
長い前髪と野暮ったいメガネの下の目は完全に俺に怯えて媚びてる目だった。
木下はいじめられてる。
同じクラスの女連中に嫌われて教科書や体操服隠されるのは毎日、
くだらねーって思うようないじめから、
おいおいえげつねーって思うようなの。
ほかも色々聞いてるけど噂だからどうかはしんない。
女子ってこえーのな
その隠された教科書や体操着はたいていこの第二校舎の男子トイレで見つかる。
だから多分もう隠してるってより嫌がらせなんだろうな
こんなトコ来るだけで嫌な気分になるもん
こいつには付き合ってきてくれるような友達もいねーし。
何か言いかけて、
やっぱりやめて、
長い前髪と野暮ったいメガネの下の目は完全に俺に怯えて媚びてる目だった。
木下はいじめられてる。
同じクラスの女連中に嫌われて教科書や体操服隠されるのは毎日、
くだらねーって思うようないじめから、
おいおいえげつねーって思うようなの。
ほかも色々聞いてるけど噂だからどうかはしんない。
女子ってこえーのな
その隠された教科書や体操着はたいていこの第二校舎の男子トイレで見つかる。
だから多分もう隠してるってより嫌がらせなんだろうな
こんなトコ来るだけで嫌な気分になるもん
こいつには付き合ってきてくれるような友達もいねーし。
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