無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「愚かなことを申すでない。そなたが可愛がる孫尚宮をわざわざ側室などにさせるはずがない。そなたが孫尚宮を特に厳しく仕込んだのは、何も側室に上げるつもりではなく、ゆくゆくは尚宮として活躍する機会を与えるためであったのだろう？　主上にお仕えするという立場では同じように思えるが、尚宮と側室では全く異なるからの。