キャンバスのキミ
第7章 ライブハウスで
ライブが始まり、歓声と熱気で異様な盛り上がりだ。
どうやらヴォーカルの人が凄い人気らしい。
確かに魅力的なヴィジュアルとハスキーな声は素敵だった。
ただ、音は激しく私好みではなく、ノリノリの人にはついて行けず、ポツンとただ座って聴いていた。
「ノリ悪っ」
暗闇の中、いきなり後ろから耳元で言われた。
振り返るとニヤリと笑う曽根君。
「相変わらず、怖い顔。ライブにきて楽しめないなんて、損な性格」
はあ?
なんでコイツって一々私に絡むわけ⁈
ふんっと曽根君を睨みつけ、私は立ち上がった。
よく分からないけどムキになって百合ちゃんと一緒になってリズムに乗った。
そうしたら、なんか楽しかった。
悔しいけど、楽しかった。
どうやらヴォーカルの人が凄い人気らしい。
確かに魅力的なヴィジュアルとハスキーな声は素敵だった。
ただ、音は激しく私好みではなく、ノリノリの人にはついて行けず、ポツンとただ座って聴いていた。
「ノリ悪っ」
暗闇の中、いきなり後ろから耳元で言われた。
振り返るとニヤリと笑う曽根君。
「相変わらず、怖い顔。ライブにきて楽しめないなんて、損な性格」
はあ?
なんでコイツって一々私に絡むわけ⁈
ふんっと曽根君を睨みつけ、私は立ち上がった。
よく分からないけどムキになって百合ちゃんと一緒になってリズムに乗った。
そうしたら、なんか楽しかった。
悔しいけど、楽しかった。
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