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きっと、夢。

第1章 きっと、夢。

「お前、酒くさい」

「淳太だってくさいよー!ふふ」

淳太の首に絡みついたまま、足も絡める。

「何?誘ってんの?」

「んー?ふふふ」

淳太、お酒のにおいはするけど、すごくいい香りがして。

胸のドキドキが激しくなる。

これは、お酒のせいもあるかもしれないけど・・・。

それだけじゃないのは、たしか。

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