
そして僕等は絡み合う
第2章 宮脇 詞の場合
2週間くらい経った頃、メールが一通届いた。
高橋さんからだった。
『明後日また撮影だから宜しく~!』
ナンダッテ!?
あの日…キスされて以来、うんともすんとも音沙汰なしだった癖に…てか私も連絡しなかったけどさ…用件だけ一言寄こして!
他に何か、ないのかぁ~!
ヤダヤダ!
言いなりになんか、なるもんか!
レスをしようとしたら、また一通…
『榎田部長と店長の了解済み!』
…高橋…先読みしたな…。
店長に一言言ったとしても、榎田部長が関わってるから、店長に権限なんてない。
今回を最後にして貰おう…。
このままだと、私が私でなくなりそうだ。
『了解…前回と同じ場所と時間で大丈夫ですか?』
レスは直ぐに返って来た。
『車でアパートに、迎えに行くから。』
高橋さんからだった。
『明後日また撮影だから宜しく~!』
ナンダッテ!?
あの日…キスされて以来、うんともすんとも音沙汰なしだった癖に…てか私も連絡しなかったけどさ…用件だけ一言寄こして!
他に何か、ないのかぁ~!
ヤダヤダ!
言いなりになんか、なるもんか!
レスをしようとしたら、また一通…
『榎田部長と店長の了解済み!』
…高橋…先読みしたな…。
店長に一言言ったとしても、榎田部長が関わってるから、店長に権限なんてない。
今回を最後にして貰おう…。
このままだと、私が私でなくなりそうだ。
『了解…前回と同じ場所と時間で大丈夫ですか?』
レスは直ぐに返って来た。
『車でアパートに、迎えに行くから。』
