禁断の果実
第2章 兄妹
「お前、忘れたの?
俺高校のときボクシング習ってたのに勝てるわけないでしょ?
まぁ、とりあえず、お前も盗み聞きしてたんだろーしこの一発でチャラだ」
「っ…盗み聞きも何も家であんなでかい声出させてる方が悪いんだろーが!
ちぃちゃんは何も悪くない!謝れ!」
たくにぃの視線があたしにうつる
「…でも千尋、気持ち良くてイッたみたいだけど?」
カァァァ!!!!!
一気に顔が赤くなる
「ちょっ…たくにぃ!!」
「んじゃ、千尋。楓の手当て頼むな」
手をひらひらさせて、たくにぃは部屋に戻って行った
「「………………」」
しばらくの沈黙…
「…ちぃちゃん…」
楓があたしの顔を見る
「……ん…?」
「もっと早くに来てやればよかったな…ごめんね」
あたしは首を横に振って楓に抱きついた
その時、楓の足にあたしの太ももについてた愛液がついてビクっとしてしまった…
「ちぃちゃん…公也もう風呂上がるだろうし、シャワー浴びてきなよ?」
「………うん…」
楓はあたしの頭をわしゃわしゃ撫でてくれて、あたしはそのままお風呂にむかった
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