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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

良く解らなかったけど、話題を提供してくれたのかもしれない!


いかん!これ以上、渡辺家に気遣いばかりさせていては!


あっ、そうだ!


「香織さんって、小さい時どんな子だったんですか?」さ


「お~!気になるね!」


父さんも賛同する。


「香織ね~。普通だよ。絵がちょっと上手かったくらいで、特に取り柄があった訳じゃないしなぁ~。小さい時は、毎日絵本とか、学生時代はマンガばっかり読んでたし。」


「はは!香織さんらしいですね!」


思わず絵本やマンガを読んで、ニヤニヤしてる香織を想像してしまった。


「まぁ~でも、人の為には頑張る子だと思うよ。学校の雑用とか、よく引き受けてたみたいだし。学祭とか、準備しながら床の上に大の字になって寝てたし。」


お人好しな、香織らしい。


あぁ…そう言えば、前床に転がってたよな~。

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