先生じゃなきゃやだ。
第3章 恋人と呼ばれる。
憂「何かじゃねーよ。いやがってんだろ。やめろよ。」
憂先生は大和に強く言った。
やっぱり大人だと思った。
心がドキッとした。
先生が、私のために…
そう思うとますます嬉しかった。
大和「あれれ〜先生、あなたに損なこと言われる筋合い無いんですけど。!!!」
大和「いいんですかぁ?
皆いますよ?皆がいるなかで、オレが秘密を叫べば、取り返しがつかないですよねぇ〜」
すると、大和は私を離し、憂先生を壁に押し付けた。
憂「‥‥っ…おい、教師に
「教師だからっていい気になんなよ。
都合のいいように遊んで、自分の立場を守るために…結局は逃げんのかよ。
教師のくせに、生徒一人になんも言えないの?
あとからのこのこやってきて、ヒーローぶってんじゃねぇよ。!!!!!」
大和の言葉が胸をついた。
正直、大和は何を考えているかわからない。
怖くて、怖くて、仕方がなかった。
でも、優しくて、かっこよくて、一瞬、心が揺らぐほどだった。
でも、私は
先生が好き。
なんで、私…大和を好きにならなかったんだろう。
いろんなことが、頭をよぎって混乱する。
今、どんな状況なのかわからない。
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