私の掏明くん
第8章 憧れのマドンナと
千尋「…」
あの日の事
その場の勢いとはいえ
教師である自分が生徒と性行為をしてし
まった事
本番はしてないとはいえ
それ同様の事をしたのは確かで
逃れようのない真実
千尋「やばい、どうしよう…」
掏明「千尋、どうしたの?」
千尋「掏明~実はね」
掏明「?」
千尋「…ううん、何でも…今日ちょっと
遅くなるから先に帰ってて」
掏明「いいよ、俺待ってるから」
千尋「…ありがとう」
掏明「うん」
千尋「…」
麗子にバレた事
掏明に相談しようかと思ったが
相談したところで、この問題が解決する
とは思えず
とりあえず放課後、麗子に会って
彼女の目的を確かめるまで
様子を見る事にした
そして放課後…
掏明「俺、校庭で遊んでるから」
千尋「わかった、後でね」
掏明「後で」
千尋「…」
掏明と別れ
麗子の待つ教室へ向かった千尋
ある程度の事は覚悟し向かった千尋だっ
たが
まさか麗子に
あんな事をされるとは…
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