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紗江が桐沢と入れ替わり帳簿をつけ始めるとあっという間に終わった。

桐沢「……さすがだな。」

本当に関心した様子の桐沢に紗江は照れながらも、ハッキリと申し出た。

紗江「…ありがとう。…これからは私にさせて？直哉さんのお手伝いがしたい。」

少しでも一緒に居たくて…

桐沢「…ありがたいけど…いいのか？」

紗江「もちろん。毎日は来れないかも知れないけど…まとめて付けるから。それでもいい？」

(本当は毎日来たいんだけど…そこまでは言えないよ…)

桐沢「じゃあ…お願いするよ。」

紗江「うん！」

こうして紗江は桐沢の仕事を少しだけ手伝う事になった。