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秘密の派遣業務

第42章 始まりの夜

身体に電気が流れたようにビクっと反応してしまう。

(…は、恥ずかしい…)

久しぶりに触れられ自分でも敏感になっているのがわかる。

だけど…

(…ずっと…こんな風に触れて欲しかった…)

この半年…
心だけでなく身体も寂しかったと気付いた。

(…直哉さんに…抱かれたかった…)

ギュっとしがみつくと桐沢の唇は紗江の首筋を這い耳に触れる。

桐沢「…紗江…」

息を吹きかけるように甘く名前を呼ばれ紗江の身体はゾクッと震えた。

その反応に堪り兼ねたように桐沢は紗江の胸に吸い付いた。

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