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遺伝子の欲望

第2章 遺伝子(いでんし)

「何の本を読まれてたんですか?」


「遺伝子学についてです。」


「難しそうですね!僕は推理小説をたまに読むくらいかな!そうそう、この近くにですね…。」


話が広がらないし、摩り替えられた。 


まぁ、こればかりは、しょうがないかもしれない。


ただ、松原さんの妙に溢れる余る自信が、疲れるのよね。


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