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好きでした。

第5章 ひとりぼっちのクリスマス

公園に着くと既に冴斗君が待っていた。


「ヒロミちゃんハロ~♪」


「こんにちは冴斗君。ネックレスは?」


「それあ・と・で(笑)
今返したら直ぐ帰っちゃうでしょ~
だから今はダーメ。」


「………」


「ヒロミちゃんの服装…動ける格好だけど今日寒い?」


「ママが雪降るかもって言うから…」


「…ヒロミちゃんの事を心配して言ってくれてるじゃん。優しいママさんだね♪」


「あれこれうるさいけどね。。
冴斗君のお母さんは?」


「色々理解してくれる人だったけど…
行っちゃった~」
そう言って空を指差した。



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