テキストサイズ

好きでした。

第5章 ひとりぼっちのクリスマス

そんな話をしながらショッピングモールに到着。
ラーメンが食べたいと言うから
安くて美味しいっていう店に入ることになった。


テーブル席に案内されて美華の隣に座り
ジャケットを脱ぐと美華が急に
「ちょっと!」と言って肩をつかんできた。


「何?」


「冴斗君と本当に何も無かった?」


「絶対無い(笑)」


「……キスマーク付いてる」


「え?嘘だぁ~どこに?」


「ここ」
そう言って指差されたのは
髪の毛でギリギリ隠れる首筋だった。
恵梨香ちゃんも本当だと頷いた。




.








ストーリーメニュー

TOPTOPへ