
強制恋愛
第10章 *10*裏切り
「お、おろして!///」
「授業中なんだから大声だしたらばれるよ?」
あ!忘れてた!
私は口を手で覆った
櫻木先輩は私を抱き上げたま歩き、1番隅にある教室の前で止まった
そして制服のポケットから鍵を取り出して教室の中に入った
「え⁈ 鍵⁈」
こんなところに教室があったことも知らなかったし、鍵を持ってることも不思議でたまらなかった
「秘密の部屋」
櫻木先輩はそう言うと、私を椅子の上に下ろした
「でも…なんで鍵なんか持ってるの?」
そう聞くと櫻木先輩はまたにやっと笑いながら
「なんでって、俺の彼女がこの学校の校長だから」
…と言った
俺の彼女
その一言で心がチクチクと痛む
