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「まあ、大事な妹がヌードにまでなるっていうのは、流石の僕も想定外ではあったけれどね。その点を除けば、今時の世の中だ。自由恋愛も大いに結構じゃないか、僕は悪いことをしたとは思ってはいないよ」
　と、徳三郎が聞けば、またしても激怒するようなことを平然と言っている。昔から、この兄は一風変わっていた。