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…ここのコンビニの店員さん…？



今の今まで…誰１人、子犬に目もくれなかったのに。


彼女は、子犬の頭をそっと優しく撫でて



「ワンちゃん…もしかして危ないんですか？！」



大きな目を更に見開いて、俺の顔を覗き込んで来た。


汚い物は触るな。

汚い物は見るな。


そんな空気が漂う中で、この子犬を抱いてどうしたらいいか分からなかった俺は

彼女の一声にこの時凄く救われた気がした。



と、同時に




俺が誰だか知ってるから、親切心を出したんじゃないか




なんて。




今考えれば、相当バカで相当最低な思考。



だけど、寄って来る女が皆そうだった俺はそうとしか取れなかったんだ。



けど、