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さっきまでのお互いの鼻が擦れ擦れの距離にあった光の顔も当然離れて。


ほんの少し頬を掠めてた光の吐息を感じなくなった代わりに

今度はしっかりと向き合う形で私を見る光の優しいけど、どこか強い表情に結局



私の心臓はドキドキしっぱなし。



ドキドキ煩く鳴りやまない心臓を抑えるかのようにゴクリと生唾を飲み込むのと同時に




「それもこれも、全部心愛の事が好きだからに決まってっしょ。」



「あんたの事が好きだから、どんなに変わってても見つけれる自信が俺にはあんの。」





ゆっくりと私に光は言葉を紡いで




最後



あんたはバカだからちゃんと言わないと分かんないね？って暴言１つ吐いて






「俺、心愛が好きだよ。」






そっと優しく、囁くように告げた。