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…確かに。


光の言ってる事は何となく分かる。


忘れようって…。


拓ちゃんの事、早く忘れなきゃって思って。

今日が辛くないように、拓ちゃんへの“好き”の気持ちを減らしてなきゃ

そう思ってたけど一向に減る事も無ければ、忘れる事も出来なかった。



なんでこんなに忘れようとしてんのに！！


って、胸が苦しくなった。



それもこれも忘れようって毎日念じてたから、

無駄に拓ちゃんの事を思い出して、良かった想い出に浸ってみたり…


嫌な想い出に苦しくなったり…


そんな事繰り返してたからなんだ。



だから、どれだけ念じても拓ちゃんが心の中から消えてくれることはなかったんだ…。