無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「えっ？年下？」


「うん。心愛今２１だろ？俺、１８。３つ下。

だから“君”は要らない」


そう言ってニカリと笑う。


けど、私は唖然。


若いけど、私と同じか少し上くらいかなーとか勝手に思っちゃってたけど

まさか年下、しかも３つも下だったとは…。

イケメンって老けて見えるのかな？

だとしたら彼もある意味気の毒だな。




なんてしみじみ。



「だから今から呼び方、“重盛君”とかキモイ呼び方止めて？」



重盛君がキモイって…

ある意味、ご先祖様に謝れっ。



「…じゃぁ、何て呼べば？」


「だから逢った時から言ってんじゃん。

“光”って。」



何度言わせんの？て言いながら両手を天に翳して伸びをする彼。