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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第6章 決行



――――――ジリリリ―ン――――――


『うるさいなぁ……』


 バンッ!!!!


 香織は乱暴に時計を叩く。

 自分でセットした目覚まし時計なのだが、まだ眠いためかなり不機嫌な様だ。

 香織は激しい低血圧の為、寝起きは驚く程悪い。

 この寝起きの悪さには、流石の静江も毎朝苦労していたようだ。

 何も考えず、しばらくボーッとしていると、ようやく目が覚めてきた。

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