ツインズ・ラブ
第5章 不可侵条約(Side葉月)
転校生がやってきた日。その話題で学校内はもちきりだった。
ガチャ
生徒会室のドアが開き、司が神田を招き入れる。
「入って、ここが生徒会室だよ」
司が神田を促し、神田は無言で生徒会室へ入室する。
「皆に紹介するね。今日から生徒会長補佐として働いてくれることになった、神田龍聖君」
司の紹介にぺこりと神田が頭を下げる。
「それから、僕の双子の弟。篠宮葉月。役職は、生徒会副会長。」
神田の表情が一瞬曇る。
「二卵性だから、似てないんだ」
司の説明に、納得したのか、
「よろしく」
とだけ、神田は言った。
ガチャ
生徒会室のドアが開き、司が神田を招き入れる。
「入って、ここが生徒会室だよ」
司が神田を促し、神田は無言で生徒会室へ入室する。
「皆に紹介するね。今日から生徒会長補佐として働いてくれることになった、神田龍聖君」
司の紹介にぺこりと神田が頭を下げる。
「それから、僕の双子の弟。篠宮葉月。役職は、生徒会副会長。」
神田の表情が一瞬曇る。
「二卵性だから、似てないんだ」
司の説明に、納得したのか、
「よろしく」
とだけ、神田は言った。
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