生きること
第5章 ばれた?
「うんうん、そりゃ驚くよね!だって昨日あったばっかだもん。それにみんな、水無月さなが孤独な赤竜だって気づいてないもんね!笑」
「………」
「でも、僕はたとえ君が変装していようが、今の格好のままだろうが、関係ないけどね。一目でわかるよ。君が孤独な赤竜だってこと。」
なん…で?
「なんでかって、思ってるでしょ?笑。目をみればわかるよ?まぁバラされたくなかったら、僕に従うことだね!」
は。
だから人って信用ならないよね。
こいつもこうだと思った。
はぁ、めんどくさいな。
こりゃ引越しだ。
「そうですか。バラしたいならどうぞご勝手に。」
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