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従わない奴隷

第19章 俺の部屋


心臓が

ものすごい
音をたてていた



急いで

唇を
ぬぐった



玄関に
立ちつくしたまま

私は
ライキさんの
足音を聞いていた



階段を
駈け下りる音


車の
ドアを

閉める音



エンジンを
かける音




そして






車が走り去る・・音。







キス

したからじゃない




ライキさんが

胸に触れたからじゃない





ライキさんが

いなくなってから



私の心臓が



ドンドンと

私を叩いた









日曜日






しちゃうのかな・・


私。


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