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従わない奴隷

第18章 ユウリと唇

ユウリの部屋の
風呂のドアの前には
小さなロッカーが
置いてある


中に
何が入ってんのかは



わかんねぇ



ちょっと
中が気になりながら

俺は
ロッカーの上に
タオルや着替え
脱いだものを置いた


風呂のドアを開けて



「もう入るからな~~」



ってユウリに
声をかけた



「はい」

って返事が聞こえて
俺は
ドアをしめる





風呂の中は
ユウリらしく
物が少なく
さっぱりとしていた


いつも
きちんとしてんな・・・

と、感心する





手早く
カラダや頭を洗って

俺は

湯船に
浸かった





は~・・・・





めっちゃ
落ち着く。






この部屋に

初めて来たときから



なんか


落ち着いてたんだよな・・






ユウリの部屋ってゆーか・・






ユウリの

空間が。




なんだか

眠くなるような



そんな


空間が

俺は

最初から
好きだった

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