テキストサイズ

従わない奴隷

第13章 俺の心とユウリの心

Side 姉貴



「ユウリちゃん
ありがとね~

すっごく助かっちゃった」




「そんな・・

ただ座ってるだけで・・」




「いいのいいの

それだけで
十分なんだから

あ、そうだ

アイツ、来るの?」




「ライキ・・さん?」




「そう」




「はい・・

勝手に帰るなって
言ってました」




「(笑)

どんだけ
偉そうなのよ

ごめんね~

なんだか
あんなんでさ」




「い、いえいえいえ
とんでもない

私は
いつも
助けてもらってるので・・」




「そう?」




「はい」



あ、照れちゃって
かわいい



「ユウリちゃん
まだアイツ来てないし

その間
話しでもしよ?」



そう言ってから
私は熱い紅茶を入れ
ユウリちゃんと
待合のソファに座った



2人が
どうなってるのか



気になっていた



ライキは
なんにも話さないから。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ