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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第48章 

バタバタ♪バタバタ♪バタバタ¨

「ナンパ野郎お湯まだか?!早くしねーと年が明けちまう!」

年末の大晦日

そろそろ年が明けようとしている今現在

何を思いたったのか先輩がいきなり年越しそばを皆揃って食べよう♪と言い出したのが15分程前

そばなんて用意していないから
慌ててコンビニへ行き天ぷらそば(カップ麺)を買いに走って戻ってきて今やかんでお湯を沸かしているところ

「まだかよ?!鮫島今何分だ?!」

鮫島先輩はTVの時計係

「後6分あるから余裕だろ?」

そんなに慌てなくても¨と俺は思う訳だが

「日高は湯入れれる準備しとけ!すぐ食えるようにな!」

はいはい¨

シューっ!♪

「相ちゃんお湯沸いたよ!」

ぺり←フィルム剥がす音

「日高早くしろよ!あーもう俺がやるからお前は箸並べとけ!鮫島今何分?!」

そう言うなら河辺にも言えよ
鮫島先輩の側にいるだけなんだからさ

「今?後5分かな?」

「なつ兄後5分だって♪」

復唱するなら手伝えつーの!

1分余裕でお湯を入れ終え皆席に座った

先輩はTVに釘付け

たぶん時計を気にしてるのであろう

「なっちゃん?年越しそばって年明けてから食うもんじゃないのか?」

「は?年明けてから食ったら年越しそばって言わねーだろ?年越すんだからよ♪」

「けど、その家の時計がズレてたりしたら分からないよね?(笑)」

「河辺はバカだな?だから、こうやって正確にTVの時計見てるんだろ?(笑)」

「そこまでこだわるもんか?」

どうでもいいような気がするが

「縁起ってもんをお前は知らないのか?」

相川はそうゆうのにこだわるらしい事が今分かった


「あっ先輩!秒刻みになったよ!フタめくらないとっ!」

「そうだな♪年越す前に食わねーと♪あっ日高一味とってくれ」

「一味?」

一味¨一味っと¨

「はい♪一味♪」

「サンキュー♪」

やっぱそばは一味ふらないと♪

「早くしないとっ」

「分かってるって」

箸を持って手を合わせて

「それでは皆様にとって来年もいい事がありますように♪いただきま『ゴーン♪ゴーン♪ゴーン♪』」

年越しそば食べる前に除夜の鐘が鳴り響いた

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