姉さんは僕のお人形
第7章 排除開始
ーー休み時間ーー
「ねえねえ、昨日のテレビ見た?」
「見た見た!やばかったよね〜」
いつもの仲良しグループと廊下で話していた
四人組なんだけど、四人揃って趣味が一緒だから
すごく話が合うんだよね
まあ、そんな感じでいつも通り盛り上がっていると、
「優斗〜今日、お前の家行っていい?
あのゲームがしたくてさ!」
え…優斗!?
慌てて振り返ると、優斗はいた
別の男子(名前が分からない)と話していた。
「おう、いいぜ。でもさお前めっちゃ
弱いじゃん?すぐ殺られてるし」
「ひでーな。お前」
「ははっ、冗談冗談!」
昔と変わらない様子で話している優斗を見ると、
たくさんの女の子と遊んでいる、なんて事が…
信じられなくなる
人って分からないものだな…
「結衣〜?どうしたの?」
「あっ…ご、ごめん!少しボーッとしてた!」
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