
少年探偵事務所
第11章 理々香と灰音
数日後、美奈は竜一に会いに行った。なりすましを捕まえるためだった。
「どうやって見つけるの?」
「逆探知をするの。」
「え?」
美奈は理々香から借りてきた携帯を出した。
「アドレス変更のメールは理々香さんにも届くんでしょ。これを使って誰から来たか探知するよ。」
「そんなことできるんですか?」
「灰音の姉さんの雪さんって人がいるんだけど大学の工学部の知り合いに特注で作ってもらったって。」
「へえ。そんなことが出来るんですか?」
「人によるけどね。」
ブブブ…
携帯のバイブが鳴った。
「あっ。」
逆探知が成功した。
「このアドレスは…」
「え?」
「このアドレスは、俺の彼女だ。」
「彼女?」
「どうやって見つけるの?」
「逆探知をするの。」
「え?」
美奈は理々香から借りてきた携帯を出した。
「アドレス変更のメールは理々香さんにも届くんでしょ。これを使って誰から来たか探知するよ。」
「そんなことできるんですか?」
「灰音の姉さんの雪さんって人がいるんだけど大学の工学部の知り合いに特注で作ってもらったって。」
「へえ。そんなことが出来るんですか?」
「人によるけどね。」
ブブブ…
携帯のバイブが鳴った。
「あっ。」
逆探知が成功した。
「このアドレスは…」
「え?」
「このアドレスは、俺の彼女だ。」
「彼女?」
