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「あのバカ！何やってるのよ！」

美奈が悪態をつく。
その時、3発の銃声が聞こえた。


一方、上では

「純、何やってくれるんだよ…」

柊一は地面に伏せたまま動けなかった。
純も伏せたままだ。
少しでも動いたら狙い撃ちされてしまいそうで。

「このまま伏せてても埒が明かない。どうする！」

純がそう言った瞬間だった。
一発、銃声が響いた。
しかし、どこにも弾丸は飛んでこなかった。
恐る恐る柊一が顔をあげてみると柊一たちを撃ってきた人物が倒れるのが見えた。

「まさか、狙撃されたのか？」